長良の落陽。

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zoom RSS 週刊・『チューズデー』 *言葉の重さ

<<   作成日時 : 2016/08/09 09:09   >>

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安倍晋三首相は6日、広島市内で記者会見し、稲田朋美防衛相が将来の日本の核兵器保有を否定しない発言をしていることについて、「我が国は核兵器を保有することはありえず、保有を検討することもありえない。稲田防衛大臣の発言はこのような政府の方針と矛盾するものではない」と述べた。
稲田氏は過去に核保有を「国家戦略として検討するべきだ」と述べていた。3日の防衛相就任会見で見解を問われ、「将来的にどういった状況になるかということもあろうかと思うが、現時点で核保有を検討すべきではない」と述べ、将来の核保有を否定しない発言をしていた。 【ヤフーニュース/朝日Web】

国内外で広く「右翼政治家」として認知されている稲田防衛相の発言ですから、特に海外メディアにとっては軽く受け流すことのできないものとなりました。氏は「海外メディアの評価を払拭したい(ヤフーニュース/5日)」とされていますが、言葉は、それまでの自分の生き方が育むものですから、おいそれとはいきません。核保有国への可能性を言外に滲ませている、と受け止めることは素直な反応であり、これまでの発言からも誤解とは言えないものなのです。

「政府方針と矛盾しない」とさらりと受け流す首相の言葉の軽さや、その首相に対して「何故矛盾しないのか」と更に深く追求しきれないメディアの姿勢も疑問です。

最も言葉を大事にすべきなのが政治やマスコミの世界なのに、そのことに極めて鈍感なような気がします。言葉が軽くぞんざいに扱われ過ぎです。天皇陛下の重い言葉が伝わった今、そのことを一層強く感じます。

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        夕焼   【鳥羽川/15.08.07】

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