長良の落陽。

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zoom RSS 週刊・『チューズデー』 *核は北朝鮮だけが問題か。

<<   作成日時 : 2016/09/12 09:21   >>

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『核兵器の不拡散に関する条約(NPT)』は、米・ロ・英・仏・中の5か国を「核兵器国」と定め、その他の国への核兵器の拡散を防止しようとするものです。外務省HPには、『この条約の適用上、「核兵器国」とは、1967年1月1日以前に核兵器その他の核爆発装置を製造しかつ爆発させた国をいう』、とあります。

何故5か国の核保有は良いのか、何故インド・パキスタン・イスラエルのNPT不参加と核保有が黙認され、北朝鮮のNPT脱退声明は認められないのか、といった素朴な疑問に答えられないまま北朝鮮だけを非難することは、フェアとは言えません。それでは、核ではなく北朝鮮が許せないというだけの話になってしまうからです。

次期米国大統領候補のトランプ氏は、一度は日本の核武装を容認する発言をしています(CNN)。また、昨年4月に行われた「NPT再検討会議」では、オーストリアの提唱した核兵器禁止文書に日本は賛同しませんでした。更に、報道によれば、安倍首相は、オバマ大統領の「核先制不使用宣言」に反対しています。もっと言えば、国内政治家の中にも、「日本は核武装すべきだ」と主張されている方が散見される始末です。

このような状況を一言でいえば、核に対する世界の指導者の頭脳は混沌の極地に至っている、ということです。憂慮すべきは、北朝鮮の地勢的な脅威よりも知性的なリーダーの著しい減少の方なのです。

朝日新聞デジタルの「世界の核兵器」によれば、チェルノブイリ原発事故当時に6万数千個あった核兵器は、現在1万を下回っています。しかし、ここで留まる訳にはいきません。『核なき世界』の実現のために唯一の被爆国日本は何ができるのか、そのことを忘れないことこそが最も大事なことだと思います。


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      光明  【ふれあいの森/10日】

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