長良の落陽。

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zoom RSS 事実の積み重ねが歴史になる。

<<   作成日時 : 2017/02/07 12:06   >>

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○民主主義国家では、国民が事実を知ることが根幹となる。
○文書こそが歴史であり、信頼できる資料を残す必要がある。
○官庁は公正な立場で公文書館への移管・開示を判断すべきだ。
○書類保存の判断は当事者だから役人の意識向上が必要だ。
○公務員は自らが日々歴史の石垣を積み上げている責任を持つべきだ。
○文書が記録として残ることで日本国が形成される。
○記録をしっかり残すということは日本の強みになる。

2月2日朝日新聞(Web)での『公文書管理法』の制定を主導した福田康夫元首相へのインタビュー記事を私が要約したものです。

地元の学校から頼まれた「記念誌を出すための戦争直後の写真」が米スミソニアン博物館にしかなかったことが記録を保存することの重要性を感じたきっかけだった、と福田氏は言われています。そこでは、前橋市の焼け野原の写真だけでなく他の国の写真も都市ごとに整理されているうえコピーもしてくれることを知り、日本での整備の遅れを痛感されたそうです。

私は、『情報公開法』と『公文書管理法』は民主主義国家の肝だと思います。それは単に行政の透明化という視点からだけではなく、この法によって公務員は"歴史の評価に耐えうる行政"を常に意識しなければならないという『質の問題』をも求められているからです。

朝日新聞は4日、集団的自衛権に関する14年7月の閣議決定に至る法制局の検討過程に関する「情報公開請求」の経緯に関する社説を掲げています。そこでは、法制局の情報非公開に対して総務省の情報公開・個人情報保護審査会が「開示すべき」と答申した、とあります。今後の進展が気になります。

公文書管理法では、国家行政は現在及び将来の国民に説明されるべき責務を負うと明記されています。資本主義ばかりか「民主主義」をも危うくなっている昨今、忘れてはならない重要な視点ではないかと思います。

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      シロハラ  【鳥羽川/1日】

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