喫茶・へらぶな釣りⅡ (26)

■私:いよいよ2月ですね。
師:その響きだけで厳しさを感じてくる。
■私:水中だけでなく世界中がヒリヒリしてきましたね。
師:アメリカ発の揺れはまだまだ続く。
■私:一番の懸念は何ですか。
師:NHKでもやってた「在イスラエル米国大使館」のエルサレムへの引っ越しだ。
■私:オスロ合意の崩壊につながりかねない、ってやつですね。
師:とてもこんなところで書けるほど生易しい問題ではないが、イスラエルとパレスチナの関係が悪化すれば、中東情勢は一気に緊迫する。
■私:今はどの国もテルアビブに大使館を置いてますが、エルサレムに移すということはここをイスラエルの首都と認めることですから…。
師:パレスチナ自治政府も自「国」の聖地としてるところだから簡単ではない。
■私:トランプ氏はこの春にも移転決定を下す可能性があると言われていますが、さすがにこれは影響が大きすぎませんか?
師:議会は95年に移転を認める法案を可決してるが、歴代の米大統領は半年ごとに大統領令を発して移転を凍結させてきた。しかし、トランプならやりかねない。
■私:中東戦争に発展すれば、あのオイルショックの再来ですね。
師:トヨタが儲かるかどうかなんてレベルじゃない。
■私:日本はどうしましょう?
師:中東で役割を果たすのは無理だろうから、まず日米中三国関係の重要性をトランプに認識させて、不動産と違って世界はバイでは動かせない、と言うべきだ。
■私:トランプが好きそうな安倍さんでは…、ですね。
師:トランプも分かってやってるとしたらアメリカの民主主義に期待するしかないが、そこは日本より当てになるだろう。
■私:本当に分かってるんでしょうか…。
師:へら鮒釣りでいったら初心者レベルの話だから…。
■私:意外と分かったふりしてる人も多いんじゃないですか?
師:…否定はしない。

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      伊吹山   【長良橋から/31日】
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