長良の落陽。

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zoom RSS 『週刊チューズデー』 *地震対策のあり方

<<   作成日時 : 2016/04/25 08:27   >>

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文科省に「地震予知計画の各次における予算額推移」があります(*)。最近は国立大学の運営交付金の一部としか書かれていない部分があるため細部は不明ですが、おしなべて言えば、年間約150億円が地震予知のために使われています。しかし、今のような「歴史学」や「統計学」といった領域と変わらない「研究」に税を使うことは、どう考えても適切だとは思えません。

私は、これまで何度もこのことを問題にしてきました。ザックリ一言で言えば、予知は諦めて、同じ額を新たに基金化し震災時の復興費用とすべきではないか、というものです。激甚災害指定が政治利用されるような悲劇も、そうすれば少しはなくなります。

「地震予知」の無意味さをもう少し付け加えます。21日朝の『モーニングショー』(テレ朝系)では、熊本県が地震保険の掛金ランクでは最低ランク、即ち最も地震の起こりにくい地域となっていた、と伝えていました。ちなみに最も掛金率が高いのは、言うまでもなく首都直下や東南海が「予知」されている地域です。保険会社にしてみれば、人口集中地域の保険料を高く設定できるのは有益なことなのかもしれませんが、いい加減に『日本の何処でも起こり得ること』、と認識を改めるべきだと思います。

いずれにしても、電力会社はもちろん原子力規制委員会も相手にしない「地震予知計画」は科学ではない、と思います。そして、最近話題になった大学で必要な学問かどうかの判断基準についても、理系・文系の別ではなく科学・非科学の区分でなすべきだ、と私は考えます。

*http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/005/shiryo/07112918/006/001.htm


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       若葉

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