明解へら鮒釣り⑬ 【両ダンゴ・余話】

 七夕の夜、BS1ワールドニュースで豪州の小麦を話題にしていた。
 輸出される小麦粉は皆同じだと思っていたが、日本のうどん用の小麦粉は、特別に栽培した柔らかめの品種をブレンドしたものだそうだ。ところが、近年の途上国のパン需要の増大に伴って、従来の固めの小麦価格が高騰し、この日本向けのうどん専用小麦を栽培する農家が減ってきているそうだ。
 これまでと同じ値段で輸入しようとすると、ざっくり言うと小麦粉が固めになるそうだ。
 私が驚いたのは実はこれからで、日本のうどんメーカーはこれを技術でカバーするそうだ。少々粉が変わろうが、日本人の好みに合わすのは俺達だという心意気だ。感心した。

 毎年、これでもかと新しい餌が発売されるが、大事なことは奴らの好みに合わす作り方だ。ここをいい加減にしていたら魚に申し訳ない。

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        送電線。圧倒的である。
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