週刊・『チューズデー』 *オバマ大統領の広島訪問

オバマ大統領が現役米大統領として始めて広島を訪問することとなりました。歴史的な出来事であり、日本人として歓迎しない理由は一つもありません。しかし、改めて言うまでもないことですが、実現すべきは世界から核兵器を無くするということです。

残された任期はあと数カ月ですが、大統領には今回の広島訪問を『核なき世界』への具体的な行動の第一歩としていただく必要があります。そして、更に重要なことは、その意思を次期大統領に確実に渡していただけるかどうか、ということです。2009年のプラハ演説の真贋が、今まさに広島の地で問われようとしているのです。

日本も、この際、核廃絶の先頭に立つ決意を明確に再確認すべきです。トランプ次期米大統領候補だけでなく、日本の政治家の中にも我が国の核武装を肯定的に語られる方がいます。寝言にもそういうことを言わせない、という強い意思を世界に示すことが重要です。

今の地球上には、科学的な実験や論理でしか解決できない切迫した課題が山積しています。実体験に意味が無いと言っている訳では勿論ありませんが、『百聞は一見に如かず』という態度が過大に評価される時代ではない、と思います。政治家には、創造的な未来を描く能力が何よりも強く求められているのです。

【参考₌http://www.nikkei.com/article/DGXZZO02215110S6A510C1000000/?n_cid=MELMG001


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      ヒロシマスピリット(花フェスタ公園)
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