週刊・『チューズデー』 *トップの約束

日銀の金融政策決定会合(21日)の結果について、新聞や雑誌の論調は概ね辛口です。3年半の金融政策に結果が見られないばかりか、その理由を原油安などの外部要因のみに求め、自らの政策に対する反省の色が見られないところが批判されているのです。
http://mainichi.jp/articles/20160922/ddm/005/070/029000c

『通貨への信頼は日銀への信頼によってしか保たれない』、と白川前総裁は入行式で挨拶しています。こうした"イロハのイ"が頭をよぎるということは、今が決して健全な状態とは言えないということです。

ここで思い出すのは、今年6月参院選前の安倍首相記者会見です。消費増税の延期を公約違反と言わず、「これまでの約束とは異なる新しい判断」と説明したあの会見です。トップが約束を守らず、"新しい判断"ですべてが片付けられては、モラルさえも崩壊します。

"トップの約束"は揺るぎない芯柱であるべきです。その重さに対する自覚が圧倒的に足りないのではないか、と私は思います。

【参考:日経22日の社説http://www.nikkei.com/article/DGXKZO07517190S6A920C1EA1000/


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      かさだ広場  【24日】
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