テーマ:言葉

路地裏の独り言 【形(かた)】

複数の車メーカーで、無資格者による「完成検査」が問題になっている。 当然のことだが、メーカーは製造過程の各段階で数え切れない試験や検査を行っている。日本車が世界から信頼されているのはその結果だ。検査員として認定する基準が各メーカーに任されているような形式的な「完成検査制度」によって車の性能が高まっているのでは決してないのだ。 …
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路地裏の独り言 【皇后陛下の感想】

(前略)中満泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした。「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉え、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこ…
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コシロノセンダングサ

白い栴檀草(せんだんぐさ)というところに、 小さいか可愛らしいの「小」が付けられたようだ。 毎度の話だが、そこまでしなくてもという気がする。 せいぜい、この「マメアサガオ」程度に留めて欲しい。    花の名前への愚痴には切りがない。     【かさだ原野・9/28日】 ―――――――――――――――――――…
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サラシナショウマ

「晒菜升麻」と書く。 若葉のアク抜きのため水に晒(さら)したから、らしい。 ここは、「更科」か「更級」にしてほしかった。       【ひるがの高原/25日】―――――――――――――――――――――――――――――――――――了 …
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ゲンノショウコ

よく知られた薬草で、「現の証拠」と書く。 「現の」という言い方が、なんだか気になる。 どことなく気持ち悪い。 『三国』には、"験の証拠"という表記もある。 まだこっちの方がしっくりくる。 秋うらら自作の栞落としけり  織二       【ふれあいの森/20日】     ――――――――――――――――…
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夏の鶯・1 【知恵熱】

■私:この時期恒例なのが「国語に関する世論調査」(22日/地元紙)ですね。 □師:まさに言葉は生きているって感じだ。 ■私:「知恵熱」の正しい意味を20代では15%しか知らなかったのには驚きました。 □師:70代以上で73%だから、晩婚化や少子化も原因なのかもな…。 ■私:我々の世代だと実体験としてあり得た現象でしたからね。 …
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ノカンゾウ

ヤブカンゾウが八重でこちらが一重だ。 「藪」と「野」ではどちらが自然なのかはやや微妙だ。 忘草(わすれぐさ)とも言うが、 音の響きは「ノカンゾウ」の方が断然良い。       【畜産センター公園/21日】―――――――――――――――――――――――――――――――――――了 …
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夏は何だったっけ…?

清少納言は「夏は夜」と言っている。ただ、月も蛍も雨も、と理由はやや投げやりだ。「冬はつとめて(=早朝)」が味わい深いなどと言ってるのも、なんとなく仕方がないからそうしている感じがする。 彼女の言いたかったことは、やはり「春はあけぼの」なのだろう。そして、最後までそれと迷ったのが「秋は夕暮」という心情に違いない。夕日の中を鴉がねぐら…
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桔梗

桔梗は秋の七"草"だから、 多少手入れに難のある花壇でも苦にしない。 黄色いタンジーはそういう訳にはいかない。 やや怒っているのが伝わってくる。 近くの薮でヒルガオを発見する。 雑草として扱うには惜しい、といつも思う。 何処で見かけても、そう思う。 夕焼や地方予選のベンチ裏  織二       【…
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働きアリ

二匹のアリが鳥の羽を運んでいます。こういう姿を見ると、ヒアリ騒動は彼らに大きな風評被害を与えたのではないか、と思えてきます。 熱中症情報には厳重警戒の上に「危険」というレベルがありますが、さすがにそこまで言われると外へ出るにはなかなかの覚悟が要ります。 しかし、そんなことには構ってられない人が世の中には沢山います。 「…
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スティックマーカー

早い話が、付箋である。 栞と違って落ちる心配がない。 120枚で税込378円という値段は、 事務用と考えると少々割高ではある。 しかし、ここでの問題は心地いいかどうかだ。 遊びというのは、そういうものなのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――了 …
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『俳句斜説』・8月号 【活字の力】

音声で「mozu」と聞いたときと、「モズ・もず」、「鵙」或いは「百舌鳥」という文字を見たときとでは、明らかに受ける印象が異なります。特にそれが漢字表記の場合は、文字が持つ象形要素も相まって、音声にはない深さや強さを感じます。 現代俳句は、活字の効用に馴れてその魔力を忘れている。現代俳句の難解性というものの最大の原因はそこに由来する…
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ヤブカンゾウ(藪萱草)

ヤブカンゾウの「ヤブ」はあの藪である。 安易な接頭語で済ましている感がある。 中央分離帯などでも雑に見かける ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)だ。 なんとも丁寧な名のつけ方だ。 その度に感じるのは、命名による運不運だ。 周りには可哀想な名前の生きもので溢れている。      【鳥羽川/1…
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名前

いつ誰が考えたのか、 ここまでくるとお見事としか言えない。      ■丘虎の尾(オカトラノオ) その名が定着した経緯も不思議だ。      ■山苧環(ヤマオダマキ) とりあえずは、作者が知りたい。 誰言うともなくなんてことはあり得ない筈だ。      ■九蓋草(クガイソウ) "あっちむい…
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ノアザミ

夏薊というアザミはない。 ♪少年時代(陽水)の「風あざみ」も造語だ。 風あざみはともかく、夏薊はあってもいい感じだ。 オオヨシキリは、単にヨシキリの方がピッタリくる。       【伊自良川・5/25】―――――――――――――――――――――――――――――――――――了 …
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『俳句斜説』・6月号 【仮名遣い】

俳句甲子園は、今年でもう20回目になるようです。過去の作品はネット上にもありますが、そうとは知らずに見るととても高校生の作とは思えません。実に技巧に長けていて、荒々しさや未熟さといった若者特有の匂いが感じられないのです。私は、その原因の一つに仮名遣いもあるのではないか、と考えています。  湧き水は生きてゐる水桃洗ふ  大橋佳歩(愛知・…
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文科省はそれでいいのか。

安倍首相が『辞書で調べると「そもそも」には「基本的に」という意味がある』と国会で発言されたときには、「またいい加減なことを」と聞き流していたのですが、信じられないことに「それで問題ない」と閣議決定されたようです(*)。毎日新聞・校閲グループは、ブログ・『毎日ことば』でこの辺を更に詳しく解説しています(**)。 閣議決定は全会一致で…
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脚本家・中園ミホ

24日(土)の「サワコの朝(TBS系)」のゲストは、「ドクターX」などで知られる脚本家中園ミホさんでした。ドクターXといえば「私失敗しないんで」というセリフが有名ですが、その由来が話題になりました。 中園さんは、ロンドン五輪での松岡修造さんの松本薫選手(女子柔道・金)へのインタビューからあの言葉が生まれた、と紹介されました。「負け…
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今年の言葉=ポスト真実

 《*国谷裕子(キャスター) 12/7付日経夕刊》 …。英オックスフォード辞典が「今年の言葉」を発表した。…。今年の言葉として選ばれたのが、post-truth「ポスト真実」だ。この言葉は客観的な事実や真実より、感情的な訴えかけのほうが人に影響を与え、世論形成に大きな影響をもたらす状況を示している。…。ネット時代に入り、人々が既存のメ…
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喫茶・へらぶな釣りⅡ ⑳

■私:「神ってる」が流行語大賞ですか…。 □師:遊びだから真面目に反応してもしょうがないが…。 ■私:文句がありそうですね。 □師:流行ってのは元々一過性ですぐに忘れ去られるものだとしてもだ…。 ■私:本来そういうものですよね。 □師:ただ流行ってるときは、もっと盛り上がってもいい様な気がする。 ■私:猫も杓子もって感じにな…
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『俳句斜説』・6月号  【難読漢字】

『枕草子』の一節に、「見るにことなることなきものの、文字にかきてことごとしきもの(見た目は格別なところはないものなのに、漢字で書くと仰々しいもの)」としていくつかの例が挙げられています。 鴨頭草(つゆくさ)、胡桃(くるみ)、虎杖(いたどり)や覆盆子(いちご)なども出てきます。清少納言は基本的にこれらを消極的に捉えていて、「いたどり…
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母音の『い(i)』

ぼいん[母音](名)《言》発音のさい、口の中やのどで息の通路がじゃまされないで出る音(オン)。ぼおん。例、あ[a]・う[u]。(↔子音(シイン)) 【三国】 言葉は、つまり音でもあります。 五七五のリズムもそうなのですが、単語自身の響きにも、 そのことを感じます。 あてずっぽうの、全くの勘なのですが、 言葉の響きに…
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名月

十三夜、待宵、十五夜、十六夜(いざよい)、立待月、居待月、臥待月(ふしまちづき)、更待月(ふけまちづき)、宵闇……。"自然"が、愛でるものの中心にあったことを感じます。 こういう表現は誰が言いはじめ、どうやって普及・定着したのでしょうか。手元の『三国』・第七版の序文には、『そのことばが社会にあることを知り、次に、そのことばが辞書に…
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